2005.9.1 | 体重は2.18キロでした。 下腹部と歯のレントゲンを撮りました。先生はレントゲンを撮る前から 子宮ガンと診断しました。下腹部の膨れ具合とお尻のにおいから・・・。 レントゲン等の結果が出るまで6時間預けて、約束の時間にパピーを迎えに行きました。 やはり子宮ガンで腫瘍が3つありました。前日に撮ったレントゲンよりもはっきりと写っていました。 今は子宮ガンの治療よりもお腹を動かして食べれるようにさせる事が第一だという事で 膿取りをしてただいて、胃腸を動かして食欲が出るように薬をいただきました。 膿はたくさん出てきました。 それまでの先生は全身麻酔で切開していましたが、練馬では無麻酔で細い針を刺して そこから膿を吸い取る方法でした。 子宮ガンについて、私は「手術で取ってもらえないか」とお願いしましたが、もう8歳なので 「手術に耐えられる体力はこの子にはない」と言われました。「たぶん5歳くらいから腫瘍があった のでは?」と先生はおっしゃっていました。 「あとどのくらい生きられますか?」の質問に対しては「あと3ヶ月から半年ね。」と・・・。 ポロポロ涙が出てきて、明日から会社に行きたくない気持ちでした。少しでも多くの時間 パピーと一緒に居たかったから。 |
2005.9.3 | 練馬で膿取りをしました。体重は2.2キロ。 2日しか経っていないのに、もう膿がたくさん溜まっていました。 膿瘍の治療の薬が出ました。クラビット1/2錠とエリチーム1錠、ビオフェルミン1錠、 チョコラbbを1ml、これを1日1回飲ませ始めました。これだけでは苦くて嫌がるので (なめたら本当にまずかった)野菜ジュース(伊藤園の充実野菜がお気に入り)と βグルカンに混ぜるか、ペレットを食べれない時はペレットベースで流動食を作って薬を混ぜて、 味が分からないようにします。 この日からβグルカンを飲ませ始めました。 犬猫の腫瘍がなくなるらしく、膿にも効果がある事と、パピーの場合は子宮ガンの 悪化防止の為です。 |
2005.9.3 | 練馬の薬が効いていないのか、遠くまで行ったストレスなのか、まだちゃんと食べれなかったので、 流動食と野菜ジュースを何度もあげていました。 ふやかしたクッキーとチモシースティック、レーズンなどおやつなら食べる気がするらしく、 食べたいだけ食べさせました。でも、実際食べる量は昔に比べればたかが知れています・・・。 夜になって心配で心配で、いつもの先生のところにまた連れて行き、 皮下注射で栄養補給をして、血液検査をして薬(歯の痛み止め含む)をいただきました。 |
2005.9.7 | また一切食べれなくなったので、いつもの先生のところへ・・・。 今度は毛球症と診断されて薬が出ました。体重は2.20キロ。 この後、だいぶ食欲も回復して元気になりました!でも食欲にむらがありました。 食べたり食べなかったりを繰り返していた。 |
2005.9.17 | 練馬で膿取りの日。体重は2.26キロに増えていました! |
2005.10.1 | 練馬で膿取り。体重は2.28キロで順調です。パピーが電車デビューしました。 先生は子宮ガンの治療はしてくださらないので、心配だった。 パピーはちゃんと食べて元気になったのでもしかしたら子宮ガンではない、と思っていた。 |
2005.10.15 | 練馬。体重は2.3キロ。いつもの体重に戻りました♪ 膿のたまり具合も少なくなっていて、膿取りしなくてすみました!!まずまずです。 エリチーム(たんぱく質分解酵素)は、処方されませんでした。 次回までに膿が溜まっていなければ、薬はやめてみようという事になりました。 |
2005.10.29 | パピーの具合が良くなったところで、横浜のすすきのの先生に診ていただきました。 膿瘍のためではなく、子宮ガンの事で。 先生はレントゲンの結果、子宮ガンと診断しました。 でも、パピーは子宮ガンさえなければもっともっと長生きできる子なので、 手術で取ってしまおう、という事になりました!目も元気そうで、毛並みもツヤツヤで8歳とは 思えないほど健康そのものらしいです。 でも、太っているので2.0キロまでダイエットしてからでないと手術はできないとの 事でした・・・。またシニア用ペレット復活です。もう食欲もあるので、おやつ類は 一切食べさせない事になりました。先生は目標一ヶ月で減量とおっしゃっていましたが、 私の中では急激には可哀想なので年内まで、と決めました。 |
私はパピーが子宮ガンと診断されてから、本当に子宮ガンなのか? 子宮ガンならば、手術で取ってくれる先生はいないのか?そればかり考えていました。 パピーはすごく元気で、穴掘りしたりお部屋の偵察をしたり、たまにジャンプやフリフリダンスもしていたし、 膿瘍以外は本当に健康そのものだと感じていたのです。 それに、たとえ子宮ガンであっても手術に耐えられる強い子だと思っていたからです。 いつもの先生は「子宮ガンだとしたら取ってあげるけど子宮ガンじゃないもん」とおっしゃる。 練馬の先生は「子宮ガンだけど手術しない」と。 ネットで気になる先生を探しては、後輩くんに頻繁に電話をして、獣医さん情報を聞き出しました。 家からの距離を含めて考え、一番気になったすすきのの先生の話は後輩君もその同僚たちも 聞いた事がないそうでしたが、後輩君に「先輩がいいと思う先生に診てもらうのが一番!」と言われ、 すすきのの先生のところに行ったのです。 そしたら本当に「子宮ガンだから手術で取ってあげる」と言ってくださる先生でした。 本当は「子宮ガンじゃないですよ」っていう答えを一番聞きたかったですが・・・、ほっとしました。 |